「教える」に伴う責任

段位をとって、さらに年月を重ねていくと、やはり後輩のみなさんからアドバイスを求められる事もできてます。教えられるに十分な知識と稽古が伴っているのかというのは自分ではなかなか図りきれるものではないので、「どこまで教えるべきか?」「これは言っていい事か?」など悩む事もあります。

特に自分が技をかけて教えるとなると、はやりそれ相応の技量も必要になってくるはずです。

始めから悪意を持っていたというなら論外ですが、もし親切心でちょっと体験してもらおう程度でやっていたとしても、やはり怪我をさせたり不快な思いをさせた時点で弁明の余地はなくなると思います。

先輩になっていくと、どうしても教えたくなる、言いたくなる…という場面も出てくると思いますが、その都度慎重になるべきだなと考えさせられます。